エクソソームという存在をはじめて知った

NHKスペシャル「人体」の再放送を観て

自宅にいると無意識にテレビのチャンネルを押してボーっとみいっていることがあります。
NHKでは手の込んだ科学系の番組が多く、興味深いものは録画をして視聴しています。
今回は録画をハードにストックしたまま電子書籍にも目を通すことにしました。

衝撃だった。この数年不勉強だった私は「エクソソーム」という言葉を全く把握していなかったのです。
なんだかオカルティックな内容かと思いきや、たくさんのメッセージ物質が詰まったカプセルみたいなものだという。
学習した内容を少しだけまとめてみようと思います。

「人体 神秘の巨大ネットワーク 臓器たちは語り合う(NHK出版新書)2019年5月31日 電子書籍発行」

臓器や細胞同士がコミュニケーションに使う物質を番組では「メッセージ物質」と呼び、私たちがよく知っているホルモンやサイトカイン(細胞間情報伝達物質)、神経伝達物質もこの中に含まれるとのこと。

人体のネットワークでは臓器や細胞、物質が変化しながらコミュニケーションをとっている。
エクソソームの中には2000種類以上のマイクロRNAが存在し、メッセージ物質が詰まったカプセルのようなものだという。
細胞レベルではほとんどがたんぱく質の鍵を持ちながら多様な情報伝達をしており、エクソソームとマイクロRNAがタッグを組み、さまざまな働きをしているという。今までの科学の常識を大転換させた出来事でもある(セントラルドグマ)。
実はよいことばかりではない。がん細胞は盛んにエクソソームを放出しながら人体をがん化させ、身体機能をどんどん低下させているという事実も見逃せない。
しかし現代医学の凄いところは、がんと闘うためにエクソソームを診断と治療に活かそうとしている点。
治療薬の成分をこのカプセルのなかに入れ、目印となる物質をつけてみると免疫細胞ががん細胞から出たエクソソームを食べてくれるというメカニズムが認められている。

普段、科学論文などを読むことがすっかりなくなっていたので、まずはいろんな研究所が発信しているサイトのの情報を読んでみることにしました。
地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所のサイトでは図解されたものも紹介されていました。
興味がある方は是非ご覧ください。https://www.tmghig.jp/research/topics/201704/

 

今、私hokenCは保健師国家試験対策のための学習に着手したばかりです。いろんな領域も学んでみたいのですが、国試の勉強が間に合わないとなると本末転倒。保健領域で派生した深堀り学習項目をこのplace5の「みんなの自習室」に掲載できると良いかなと考えています。

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