保健師国家試験対策ノート〜公衆衛生看護方法論Ⅰ(個人・家族・グループ支援)No.1 〜

出題基準キーワード:公衆衛生看護方法論Ⅰ(個人・家族・グループへの支援)

発達段階・発達課題、生活習慣、生活環境・背景、社会的役割、価値観、健康レベル、対象の把握と優先順位、顕在的・潜在的健康課題、家族の形態・機能・役割、家族理解のための理論・モデル、家族力動・ダイナミズム、グループの種類(コミュニティグループ、サポートグループ、セルフヘルプグループ、自主グループ、ピアグループ)、グループダイナミクス、ヘルスビリーフモデル、変化ステージ理論、健康増進行動、予防的保健行動、病気回避行動、病気対処行動、セルフケア、コンプライアンス、ウェルネス行動、行動変容段階、ヘルスリテラシー、自己効力感、ストレスへの対処力、動機付け、エンパワメント、自己決定、情報収集、アセスメント、ニーズに基づく支援計画、実施・記録・モニタリング・評価、フォローアップ、連携・協働、傾聴・共感、カウンセリング、アウトリーチ、コーチング、スモールステップ法、ケアコーディネーション、ケアの継続性、ニーズの多様化、フォーマルサービス・インフォーマルサービス、ケースマネジメント会議、健康相談、場の設定・工夫、事後フォローアップ、予防的訪問、危機的介入、訪問の緊急性、信頼関係・支援関係、キーパーソンの活用、訪問拒否、ネットワーク構築、KAPモデル、ヘルスビリーフモデル、プリシード・プロシードモデル、社会学習理論、健康教育、グループワーク、ファシリテーション、スクリーニング、特定健康診査・特定保健指導、要精査者、未受診者、自立支援・組織化、地区活動への反映、事業化、施策化等

【 文 献 】

  1. 医療情報科学研究所 編:「保健師国家試験のためのレビューブック 2023 第23版」、メディックメディア、2022
  2. 荒井 直子 他 編:「公衆衛生看護学.jp  第5版 データ更新版」、インターメディカル、2022
  3. 医療情報研究所 編:「公衆衛生がみえる 2022-2023」、メディックメディア、2022
  4. 『標準保健師講座』編集室:「2023年版 医学書院 保健師国家試験問題集」、医学書院、2022
  5. 医療情報科学研究所:「クエスチョン・バンク 保健師国家試験問題解説 2023 第15版」メディックメディア、2022

*今回は文献(1)(5)を参照しながら、ノート作成しています*

目次

公衆衛生看護の対象

発達段階と健康課題

  • 乳幼児期:被虐待家庭、家庭内事故、感染症
  • 学童期:いじめ、不登校
  • 思春期・青年期:いじめ、不登校、非行、家庭内暴力、思春期やせ症、自殺
  • 成人期:燃え尽き症候群、ワーカホリック、アルコール依存症、自殺、空の巣症候群
  • 老人期:喪失体験、健康不安、低栄養、フレイル、寝たきり

家族アセスメント理論:日常的な生活力や問題対処能力をアセスメント

  • 家族発達論:家族にも発達段階があると考える
  • 家族システム理論:家族員同士に影響を及ぼし合う1つのシステムと考える
  • 家族ストレス対処理論:家族がどのように順応、適応、対処していくのかを明らかにする
  • 家族のセルフケア機能:家族が本来もっている機能

家族支援:セルフケア能力・問題対処能力の強化を図る

  • キーパーソンを把握する
  • 家庭内の負担を分散させる
  • 家族の潜在的能力を発掘する
  • 社会資源を活用できるよう支援する
  • 家族を避難するような言動を避ける

保健師が支援するグループ

  • 健康教育グループ
  • サポートグループ:共通した課題をもつ(精神障害者のデイケア、虐待している親の会等)
  • セルフヘルプグループ:(断酒会、AA、難病の患者・家族の会等)
  • 地縁組織:近隣同士の地縁に基づいて形成(自治会、町内会、婦人会等)

*グループ機能とは:自己変容機能・社会変容機能

保健行動:健康を維持・回復・増進するための行動

健康段階別保健行動

  • 健康増進行動
  • 予防的保健行動
  • 病気回避行動:病気ではなくても放置すると病気になるリスクに気づき、回避しようとする行動
  • 病気対処行動:病気に気づき解決を目指してとる行動

目的別保健行動

  • セルフケア
  • コンプライアンス:専門職が勧めた指示を、患者が遵守する行動
  • アドヒアランス:患者自身の主体性を重視し、積極的に治療に取り組む行動
  • ウエルネス行動:健康づくりのこと

ヘルスリテラシー:「健康の増進や維持に役立つ情報にアクセスし、理解し、利用する個人の意欲や能力となる認知的で社会的なスキル」とWHOが定義

  • 機能的ヘルスリテラシー:情報を読んで理解
  • 相互作用的ヘルスリテラシー:知識を取得し利用
  • 批判的ヘルスリテラシー:情報を批判的に検討し活用

自己効力感(セルフエフィカシー):うまく達成できるという自信・確信

高める要因:成功体験、代理的体験、言語的説得、生理的・情動的状態(情緒的高揚)

エンパワメント:対象者の力を引き出し、自己決定能力を強化

個人、組織(グループ)、地域(コミュニティ)が対象
プロセス:傾聴 ⇨ 対話 ⇨ 行動アプローチ

変化の3段階理論/KAPモデル:社会心理学者レヴィンにより提唱

  1. 解凍:不安が変化への動機付けとなり、変化の必要性を理解する
  2. 変化:情報を獲得し、行動を変化させる方法を学習する
  3. 再凍結:変化した新しい行動を定着させる

*知識(Knowledge)⇨ 態度(Attitude)⇨ 習慣(Practice)

行動変容ステージモデル(変化ステージ理論):プロチャスカとディクレメンテ

  1. 無関心期:6ヶ月以内に行動を変えようと思っていない
    (問題の気づきを促す、対象者の想いや興味を引き出す、行動のメリットを伝える)
  2. 関心期:6ヶ月以内に行動を変えようと思っている
    (動機付けの強化、意思決定の支援、メリット・デメリットについて情報提供)
  3. 準備期:1ヶ月以内に行動を変えようと思っている
    (目標設定と行動計画のための自己決定を支援、具体的な方法について情報提供、自己の再評価を行い、行動変容の重要性を実感できるようにする)
  4. 実行期:行動を変えて6ヶ月未満である
    (持続のための支援、環境改善や代替行動による行動を実行、自己効力感を高める支援)
  5. 維持期(継続期):6ヶ月以上行動を維持している
    (健康習慣を維持できるようソーシャルサポートを行う)

ヘルス・ビリーフ・モデル:個人の心理に着目した健康行動理論

  1. 知覚された疾病の感受性(個人の自覚)
  2. 知覚された疾病の重大性(個人の自覚)
  3. 行動による利益(実行の可能性)
  4. 行動による負担(実行の可能性)

*影響因子:個人の属性(性格、年齢、性格、収入、教育等)、疾病の恐ろしさの自覚、行動のきっかけ
*個人が主観で病気への恐れを自覚し、保健行動の負担よりも利益の方が自己にとって大きいと合理的に判断を下すことで、勧められた保健行動をとる可能性につながる。
*自己効力感が重要

【hokenCから一言】

お盆に入りましたが、いつも通りの生活を送っています。
早朝からgomaちゃんの散歩をすませ、スーパーにも行ってきました。最近、冷蔵庫の減りが早くて大変です。しかし、朝の用事を一通りやり終えた後は、ある一定の達成感があります。まさしく「自己効力感」のアップです。特別なことは何もしなくても、生活上のルーティーンを継続して実践することができれば良いのだと思っています。
このノート作成については、中身の良し悪しにこだわってしまうと前に進めなくなってしまいます。
「可能な範囲で、できれば毎日の習慣のように継続することができれば・・・」と考えてやり続けていきます。適宜、休息を取りながら続けられると、間違いなく力がつくと信じて過ごしています。
本来はサボり魔の私ですが、さまざまな国家試験を受ける中で、小さな積み重ねを続けて不合格になったことはないな〜と思います。気に入った問題集や参考書をザクッと3回繰り返して読むというのが私のやり方です。記憶力には全く自信がないので、回数で勝負するという方法です。
しかし個人によって有効な勉強方法は全く違うと思いますので、少しでも楽しく続けられる方法をカスタマイズして実践できるといいですね。
次回も方法論Ⅰの続きをノートにまとめていく予定です。

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