【hokenCから一言】
本日(8月19日)封切りの映画「ハウ」を鑑賞してきました。
朝一番の上映だったので、お客さんの入りはどうかな〜?と思って入館しました。
シニア世代の方が十数名、観にきていらっしゃいました。明らかに愛犬家夫婦という感じの方がほとんどでした。
あまり感想を言うとネタバレになってしまうので、一言でまとめると、「犬ってどの子も不思議な力を持っているよね」「犬は人間以上に人間が好きかも・・」という感じでした。上映中は夢中になって見入っていましたので、スクリーンを通して旅をしてきたような感覚です。https://haw-movie.com
今日は久々にオフにしようかと考えていたのですが、習慣とは不思議なもので、何か物足りない感じになり、PCを打ち始めています。今回で疫学が(1クール目)最終回となります。
次にノート作成するときは、もっと楽しく学べるように工夫したいなと思っています。
疫学のキーワード:保健師国家試験出題基準から
疫学の定義と分類、記述疫学と分析疫学、曝露と疾病発生、危険因子、診断基準、因果関係、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針、有病率、累積罹患率、致命率、相対頻度、罹患率、死亡率、罹患率比、死亡率比、リスク比、オッズ比、寄与危険割合、人口寄与危険、母集団と対象集団、標本抽出、無作為抽出、生態学的研究、横断研究、コホート研究、症例対照研究、介入研究、偶然誤差と精度、系統誤差と妥当性、選択のバイアス、情報のバイアス、交絡因子、無作為化割付、マッチング、層化、年齢調整、スクリーニング、有効性の科学的根拠、信頼性の確保、敏感度と特異度、陽性反応的中度、疾病登録の意義、生活習慣の疫学(栄養・食生活、活動・運動、休息・睡眠、飲酒、喫煙、歯・口腔)、主な疾患の疫学(母性関連疾患、小児疾患、がん、心血管疾患、脳血管疾患、糖尿病、難病、精神疾患、感染症、事故、環境要因による疾患)、エビデンスに基づく公衆衛生看護に関連する疫学(社会・政策・臨床)、健康の社会的決定要因、健康格差、治療効果の評価、システマティックレビュー、メタアナリシス
【 文 献 】
- 医療情報科学研究所 編:「保健師国家試験のためのレビューブック 2023 第23版」、メディックメディア、2022
- 荒井 直子 他 編:「公衆衛生看護学.jp 第5版 データ更新版」、インターメディカル、2022
- 医療情報研究所 編:「公衆衛生がみえる 2022-2023」、メディックメディア、2022
- 『標準保健師講座』編集室:「2023年版 医学書院 保健師国家試験問題集」、医学書院、2022
- 医療情報科学研究所:「クエスチョン・バンク 保健師国家試験問題解説 2023 第15版」メディックメディア、2022
- 車谷典男・松本泉美 編:「疫学・保健統計ー看護師・保健師・管理栄養士を目指すー」健帛社、2016
*今回は、文献(1)と(6)を参照し、ノートを作成しました。
第7章 主な疾患の疫学
母性関連疾患
- 不妊症:子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣機能異常、性行為感染症、停留睾丸術後後遺症、睾丸炎、糖尿病やがん治療等による薬剤による精巣機能低下・・・等が要因
- 流産(妊娠の15%)
- 死産(12週以降の子宮内胎児死亡):常位胎盤早期剥離、胎児異常、臍帯因子、母親の妊娠高血圧症候群などが要因となる
小児疾患
- 乳幼児突然死症候群(SIDS):うつぶせ寝、父母の喫煙、添い寝などが関連
- 悪性新生物:白血病、脳腫瘍、悪性リンパ腫、神経芽細胞腫等が多い
- 気管支喘息:ハウスダスト、ウイルス性呼吸器疾患、大気汚染、受動喫煙などが指摘されている。
- アトピー性皮膚炎:3歳児で13%という報告がある。
がん
悪性新生物による死亡数は約37.6万人で、日本人の死因の第1位
死因順位
- 総数・・・肺、大腸、胃、膵、肝の順
- 男性・・・肺、胃、大腸、膵、肝の順
- 女性・・・大腸、肺、膵、胃、乳房の順
年齢調整死亡率(人口10万対)
- 男性・・・肺(35.3)、大腸(19.7)、胃(18.7)、膵(13.3)、肝(11.4)の順
- 女性・・・乳房(12.2)、大腸(11.7)、肺(10.4)、膵(9.1)、胃(7.0)の順
悪性新生物の危険因子
- 喉頭癌(喫煙、飲酒)
- 食道癌(喫煙、飲酒、肥満等)
- 胃癌(塩辛い食品、喫煙、ヘリコバクター・ピロリ感染)
- 大腸癌(遺伝、肥満、飲酒、肉食、喫煙)
- 肝癌(B型・C型肝炎ウイルスの持続感染、喫煙、アフラトキシン、飲酒等)
- 膵癌(喫煙、肥満)
- 肺癌(喫煙、石綿、大気汚染、飲料水中のヒ素)
- 乳癌(低年齢初経、高年齢初産、高年齢閉経、妊娠・出産経験がない、授乳歴がない、経口避妊薬の使用、飲酒、乳癌の家族歴等)
- 子宮頸癌(ヒトパピローマウイルス感染、喫煙)
- 子宮体癌(高年齢閉経、未経産、肥満、エストロゲン補充療法)
- 膀胱癌(喫煙、芳香族アミン類への曝露)
- 皮膚癌(紫外線、放射線への曝露、コールタール)
- 白血病(遺伝子異常、放射線への曝露、抗がん剤投与の既往、ヒトT細胞白血病ウイルス1型感染)
- 甲状腺癌(放射線への曝露、ヨウ素欠乏または過剰)
心血管疾患
- 急性心筋梗塞:心疾患死亡の20.3%を占めている(男性の死亡率が女性よりも高い)
- その他の虚血性心疾患:心疾患死亡の17.7%を占めている
脳血管疾患:血圧管理が重要
危険因子として、年齢、高血圧、喫煙、耐糖能異常、多量飲酒などが知られている。
糖尿病
糖尿病が強く疑われる者は約1,000万人(うち76.9%が現在治療を受けている)
患者は男性の方が多く、受療率は入院では90歳以上、外来では75〜79歳が最も高くなっている。
新規人工透析導入患者の原因疾患の第1位は、糖尿病性腎症である。
難病
最も多いのは潰瘍性大腸炎で15万人を超えている。
次に、パーキンソン病、全身性エリテマトーデスへと続く。
精神疾患
精神障害者数は、約419万3千人で近年急増している。
入院では「統合失調症、統合失調症型障害および妄想性障害」
外来では「気分(感情)障害(躁鬱病を含む)」が多い。
精神病床の平均在院日数は265.8日、病床利用率は85.9%で、一般病床と比較し長く高い。
任意入院は52.1%と最も多く、次いで医療保護入院が46.8%、措置入院は0.6%となっている。
自殺者は平成10(1998)年以降毎年3万人を超えていたが、平成24(2012)年からは3万人を下回っている。令和2(2020)年は2万1,081人(男性1万4,055人、女性7,026人)である。
40歳代と50歳代で多くなっている(年齢階級別自殺者数)
原因・動機は健康問題が最も多い。
認知症
かつては脳血管性認知症が多くを占めていたが、現在はアルツハイマー型認知症(約60%)が最も多い。
感染症
結核
平成9(1997)年には新規発生患者数が38年ぶりに増加(平成11年に結核緊急事態宣言を発表し、平成12年以降は減少傾向)
罹患率は、先進諸国の中ではまだ高く、地域差が大きい。
新登録結核患者のうち、70歳以上は61.1%、外国出生の患者は20〜29歳が73.1%を占める。
HIV感染症・エイズ:世界のHIV感染者は3,800万人(アフリカ地域が多い)
国内のHIV感染は、性的接触による感染が全体の87.2%を占める(同性間の接触が72.1%)
日本国籍男性は同性間の性的接触、日本国籍女性は異性間の性的接触による感染が最も多い。(関東甲信越ブロックでの報告が最も多い)
性感染症
梅毒の感染者数は、令和元年は6,642人となり急増(10歳代の増加が著しい)
性器ヘルペスウイルス感染症:9,413人で増加傾向
尖圭コンジローマ:6,263人で増加傾向
*以上の内容については、数値が最新のものではないため、「国民衛生の動向」で再確認をする必要性があると考えられます。(hokenC)
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