保健師国家試験対策「国民衛生の動向2022/2023」を読む ④医療計画と疾病対策

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hokenCから

現在、「国民衛生の動向」を読み進めていますが、1クール目に学んだ内容と重複する箇所が意外と多く、もっと効率の良い学習方法はないものかと思案をしています。
幸いにもP7〜P12に「主要統計・疾病・医療提供体制に関するマッピング」という形で最新のデータがまとめて掲載されています。
これは今までのものを一気にアップデートできるよう配慮されたもので、大変助かります。
そこで一部転記しながら感触を確認してみました。
私にとっては、今まで学んだキーワードを再インプットするのにとても有効だな〜と感じました。
結果、このままダラダラとノートを作成し続けるよりもむしろ、国試の過去問や例題などを解きまくる方が更に有効で、面白いのではないかと実感しました。

右往左往していますね・・・でも受験勉強というものに王道がないとすれば、この「のらりくらり」した感じが知らぬ間に知識・学力・実力につながるやも知れません。

私自身も迷ったり、悩んだりしているうちに年輪のように太く強靭なhokenC(=保健師)になれるかも知れません。
そう信じて近々に国試の過去問にチェレンジしていきたいと考えています。
明日は、gomaちゃんのトリミングの日です。
いつものように現場(ショッピングセンター)に滞在する予定ですので、「国民衛生の動向2022/2023」を持参して、不足している知識を短期集中で取り入れる日といたします。

医療計画における5事業の対策

救急医療

消防法、救急救命法、救急出動594万件(令和2年)

  • 初期救急:在宅当番医制607地区、休日夜間救急センタ−551カ所(令和2年4月1日現在)
  • 二次救急:病院群輪番制度398地区(令和2年4月1日現在)
  • 三次救急:救命救急センター299カ所(令和4年4月6日現在)

災害時医療

災害対策基本法、厚生労働省防災業務計画

  • 災害拠点病院765カ所(令和4年4月1日現在)
  • 災害派遣医療チーム(DMAT)
  • 災害派遣精神医療チーム(DPAT)

へき地医療

無医地区590地区・126,851人(令和元年10月31日現在)
へき地保健医療対策等実施要綱

  • へき地医療拠点病院341施設(令和3年4月1日現在)
  • へき地診療所1,108施設(令和3年4月1日現在)

周産期医療

母子保健法、低体重児(2.5kg未満)男8.2%、女10.3%(令和2年)
妊娠期間早期(満37週未満)の出生数46,102(5.5%)(令和2年)

  • 総合周産期母子医療センター112カ所(令和4年4月1日現在)
  • 地域周産期母子医療センター296カ所(令和4年4月1日現在)
  • 子育て世代包括支援センター2,451カ所(令和3年4月1日現在)

小児医療

児童福祉法、母子保健法、健やか親子21(第2次)

  • 小児救急医療拠点病院31カ所(令和2年4月1日現在)
  • 小児救命救急センター18カ所(令和3年4月1日現在)
  • 小児慢性特定疾病の医療費助成対象 16疾患群788疾病(令和3年11月1日現在)
  • 移行期医療支援センター
  • 子ども医療電話相談事業(#8000事業)77万件(令和2年度)
  • 児童相談所 228カ所(令和4年4月1日現在)

主要疾病の対策

がん

がん対策基本法、がん対策推進基本計画、がん登録等の推進に関する法律

  • がん診療連携拠点病院408カ所(令和4年4月)
  • 地域がん診療病院45カ所(令和4年4月)
  • 診断時からの緩和ケアの推進
  • がん登録の推進
  • がん相談支援センター

循環器病(脳卒中・心疾患)

循環器病対策基本計画、脳血管疾患が原因の介護が必要になった割合16.1%(令和元年)

  • 特定健康診査・特定保健指導
  • 救急医療体制の整備
  • 高血圧対策

糖尿病

健康日本21(第二次)、健康増進法、糖尿病性腎症が原因の新規透析導入患者数15,690人(令和2年)

  • 特定健康診査・特定保健指導
  • 市町村の健康増進事業
  • 糖尿病性腎症重症化予防プログラム

精神疾患

精神保健福祉法(入院医療)、認知症施策推進大綱、障害者総合支援法(精神通院医療)、心神喪失者等医療観察法、発達障害者支援法、こころのバリアフリー宣言

  • 認知症初期集中支援チーム、認知症疾患医療センター、認知症サポート医、成年後見制度等
  • 精神障害に対応した地域包括ケアシステム
  • 精神保健福祉センター69カ所(令和3年2月)
  • 精神障害者保健福祉手帳所持者118万人(令和3年3月)

難病

難病の患者に対する医療等に関する法律、障害者総合支援法、特定医療費(指定難病)受給者証所持者数103.8万人(令和2年末)

  • 指定難病338疾病(令和3年11月)
  • 難病診療連携拠点病院79カ所(令和3年4月)
  • 難病相談支援センター

感染症

感染症法、検疫法、予防接種法、肝炎対策基本法/基本計画、新型インフルエンザ等対策措置法

  • 感染症発生動向調査
  • 検疫所総数110カ所、海港80カ所、空港30カ所(令和4年4月)
  • エイズ治療拠点病院378カ所(令和4年4月1日現在)
  • 予防接種健康被害救済制度
  • 新型コロナウイルス感染症対策

腎疾患

腎疾患対策の更なる推進を目指して、障害者総合支援法、臓器移植法、新規透析導入患者347,671人(令和2年12月31日現在)

  • 人工腎臓装置の整備
  • 慢性腎臓病(CKD)対策
  • 臓器移植ネットワークの整備
  • 糖尿病性腎症重症化予防プログラム

【 文 献 】

一般財団法人 構成労働統計協会「国民衛生の動向・厚生の指標 増刊・第69巻9号 通巻第1081号」、2022、P.10-11
医療情報科学研究所 編:「保健師国家試験のためのレビューブック 2023 第23版」、メディックメディア、2022
荒井 直子 他 編:「公衆衛生看護学.jp  第5版 データ更新版」、インターメディカル、2022
医療情報研究所 編:「公衆衛生がみえる 2022-2023」、メディックメディア、2022
『標準保健師講座』編集室:「2023年版 医学書院 保健師国家試験問題集」、医学書院、2022
医療情報科学研究所:「クエスチョン・バンク 保健師国家試験問題解説 2023 第15版」メディックメディア、2022
車谷典男・松本泉美 編:「疫学・保健統計ー看護師・保健師・管理栄養士を目指すー」健帛社、2016

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