hokenCから
今回は感染症について過去問チャレンジしました。
感染症の分類や予防接種については、1クール目で理解したつもりでしたが、残念なことに(やっぱり!)忘れていました。何度やっても頭の中が整理できません。
そこで昨夜、手書きでMEMOを取りながら自分なりの暗記方法について検討してみました。
巷ではいろんな呪文(?)があると思うのですが、hokenCは・・・
- 1類感染症「エクトナンペマラ」=エク痘南ぺマラ
- 2類感染症「急結ジSMH」
- 3類感染症「コサイチョウチョウパラ」=コ細腸腸パラ ・・・
という感じでやってみました。今は全部覚えられていませんが何度かMEMOをみながら呪文のように唱えていくと、視覚情報(汚い手書きの文字)とともにインプットできそうな気がします。
もっと良い方法はたくさんあると思いますので、看護師・保健師の国試を控えておられる方は是非、工夫してみてください。
感染症に基づく分類のMEMO:「国民衛生の動向 2022/2023」P128
定期の予防接種のMEMO:「国民衛生の動向 2022/2023」P149-150
2023年版 医学書院 保健師国家試験問題集 P286-309
対象別公衆衛生看護活動論「感染症の保健活動」で取り組んだ問題
人から人へ伝播しない感染症、感染症サーベーランス、結核の特異的予防法、インフルエンザの予防、N95マスクによる感染予防、感染症法、就業制限、5類感染症、1類感染症、結核の服薬管理、特別養護老人ホーム職員に行う結核に関する説明、日本版 21世紀DOTS、HIV、性感染症の動向、再興感染症、腸管出血性大腸菌による食中毒、予防接種法、高齢者の肺炎球菌感染症の予防接種、定期予防接種、麻疹・風疹の定期予防接種、認知症高齢者の結核、結核発生時の対応・・・などの問題にチャレンジしました。
アンダーラインしたところ
- デング熱は蚊が媒介するデングウイルスによる感染症で、ヒトからヒトへの直接感染はしない。
- 感染症発生動向調査結果は厚生労働省に報告される。
- 院内感染サーベイランス事業は「医療法」のもとに実施される。
- 特異的予防とは、特定の疾病の予防を意図したもので予防接種やアレルゲン対策などがある。
- インフルエンザの感染力は解熱後2日程度続く。
- 開放性結核は排出物に結核菌がみとめられ感染性がある。N95マスク着用が有効。
- レジオネラ肺炎はエアロゾルを吸入することで感染する。人から人への感染はない。
- A 型肝炎は4類感染症である。
- 腸管出血性大腸菌感染症は3類感染症で、集団発生をおこしうる。
- 就業制限の対象となるのは、飲食物の製造、販売、調整または飲食物に直接触れる業務である。
- 医師による届出が義務化されているのは、1類〜4類感染症、5類感染症の一部、新型インフルエンザ等感染症である。
5類で診断後ただちに届け出る必要があるのは、麻しん、侵襲性髄膜炎菌感染症、風しんの3疾患である。
百日咳、破傷風、クロイツフェルト・ヤコブ病は7日以内の届出が必要である。 - 特定感染症指定医療機関は厚生労働大臣が指定する機関である。
2020(令和2)年10月1日現在、全国で4機関ある。 - DOTS(直接服薬指導確認療法)の服薬確認は、
A:治療中断のリスクが高い患者(住所不特定者、アルコール依存症患者、薬物依存者、治療中断歴がある者、再発患者など)*原則毎日
B:服薬支援が必要な患者(介護を要する在宅高齢者、独居高齢者など)*週1〜2回 - HIV感染者・エイズ患者の動向は、日本国籍男性の72.4%が同性間性的接触による。
新規HIV感染者の感染経路の87.2%が性的接触である。 - 梅毒患者については、20歳代の数の増加が顕著である。10歳代も増加している。
- 日本における再興感染症としては、麻疹、デング熱、結核、狂犬病などがある。
- 腸管出血性大腸菌の潜伏期間は通常3〜5日である。
- 高齢者の肺炎球菌感染症の予防接種は、2014(平成26)年10月から定期接種となった(B類疾病)。
- B型肝炎は2016(平成28)年10月から定期接種のA類疾病に位置づけられている。
- 麻疹・風疹の予防接種はどちらも乾燥弱毒生ワクチンである。
- インフルエンザの予防接種は一次予防で、不活化ワクチンである。
- 空洞性病変がなく、喀痰塗沫検査で3回とも陰性の場合は患者側因子として感染性は相対的に低い。
- ハイリスク接触者とは、乳幼児・HIV感染者・免疫抑制状態の者、治療管理不良の糖尿病患者、免疫抑制薬や副腎皮質ホルモン製剤などの薬物治療を受けている者、臓器移植者、透析患者などが該当する。
- 「結核の接触者健康診断の手引き 改定第5版」(2014)によれば、感染性期間の始期は診断の3か月前とされている。
- IGRA(インターフェロンγ遊離試験)は、T細胞のインターフェロンγを血清中から遊離する検査法である。
- 結核の接触者健康診断は、患者を中心に濃厚接触者から同心円状に拡大して実施する。
- 働き盛り世代の感染性結核患者の4割近くに受診の遅れがある。
「感染症の保健」で復習したいこと
保健師の国試では必ず、結核について学習しておかなくてはなりませんね。
特に状況設定問題等で事例検討できる応用力があるかないかも問われるようです。
基本的な知識に加えて、優先順位の駆け引きのような問題も出題されていました。
応用力については、現場(実習先)でどれだけ学べたのか? ということだと思いますが、なにせこのコロナ禍では、たくさん経験をさせていただくことは、かなり難しかったのではないかと感じています。学内で具体的な事例をもとにシュミレーションできるような学習ができていたら良いですね。
医学書院やその他の対象別のテキストはどんな感じでしょうか?
今、私の手ものにはありませんが事例が紹介されているページがあったと記憶しています。
時間をみつけて改めて読み返してみると、日本版21世紀型DOTSの進め方などは参考になるのではないでしょうか。
文献
『標準保健師講座』編集室:「2023年版 医学書院 保健師国家試験問題集」、医学書院、2022、P286-309
医療情報科学研究所:「クエスチョン・バンク 保健師国家試験問題解説 2023 第15版」メディックメディア、2022
一般財団法人 構成労働統計協会「国民衛生の動向・厚生の指標 増刊・第69巻9号 通巻第1081号」、2022
医療情報科学研究所 編:「保健師国家試験のためのレビューブック 2023 第23版」、メディックメディア、2022
医療情報研究所 編:「公衆衛生がみえる 2022-2023」、メディックメディア、2022
荒井 直子 他 編:「公衆衛生看護学.jp 第5版 データ更新版」、インターメディカル、2022
車谷典男・松本泉美 編:「疫学・保健統計ー看護師・保健師・管理栄養士を目指すー」健帛社、2016
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