国家試験対策:過去問題にチャレンジ「疫学」

hokenC

今回は「疫学」の過去問題にチャレンジしました。
事前に対策ノートの復習をしてから取り組んだのですが、十分理解ができていなかったようです。
疫学をクリアするためには、もっともっと具体的な問題を解きまくるしかないな〜と実感しました。

保健師

疫学指標や相対危険、オッズ比、寄与危険、疫学研究の分類・・・等、様々な用語や計算方法の理解が必要です。
学習を始めた当初は誤答が多く、自信を失いそうになりますが、繰り返し計算することでコツを得ることが可能です。
諦めないで取り組んでください。

目次

2023年版 医学書院 保健師国家試験問題集 P438-490

過去問題・予想問題

  1. 因果関係の判断条件:関連の普遍性・一致性・時間性・強固性等
  2. 疫学研究に関する倫理指針:人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針
  3. 人年法を用いる指標:死亡率、罹患率比等
  4. 疫学指標:ある疾患や年齢区分での発生が占める割合について
  5. 疫学指標:一定期間の結核患者の発生頻度を表現する指標について
  6. 割合の指標:一時点におけるC型肝炎を有している人の割合
  7. 有病率:上昇させる要因
  8. 致命率:高齢者施設入所者の感染症
  9. 相対頻度:悪性新生物の罹患数、死亡数
  10. 罹患リスクの比:危険因子に曝露した群・曝露しない群の罹患リスクについて
  11. 相対危険:高血圧者・非高血圧者から脳卒中罹患を確認
  12. オッズ比:心筋梗塞発症者等から5年前の健康診査を調査、糖尿病の有無について
  13. 寄与危険:喫煙と肺がんの死亡について
  14. 寄与危険割合:40歳以上の男性を対象とした疫学研究
  15. 人口(集団)寄与危険割合:対象集団の疾病頻度について
  16. 人口寄与危険割合:コホート調査を実施
  17. 人口寄与危険割合:喫煙者の罹患率等
  18. 全数把握のための方法:質問紙調査等について
  19. 関連の程度を評価するための指標:食塩摂取量と高血圧症有病率との関連
  20. 因果関係を推測できる研究デザイン:コホート研究、症例対照研究等について
  21. 疫学研究:分析疫学、記述疫学について
  22. 疫学調査法:40歳以上の男女の生活習慣および肥満度、血圧、血清脂質などの調査
  23. 症例対照研究:症例群と対照群について
  24. コホート研究と症例対照研究:まれな疾病研究について
  25. 症例対照研究:曝露に関する情報の評価等について
  26. 系統誤差の原因:検者間の測定差等について
  27. 疫学調査法における問題点:耐糖能異常の頻度の地域比較調査
  28. 交絡因子の制御:症例対照研究における交絡因子の制御方法
  29. 交絡因子の制御:「飲酒習慣がない」「飲酒習慣がある」のオッズ比は1.0、マッチングについて
  30. マッチング:交絡因子の制御法
  31. 疫学のスクリーニング:確定診断の手技が確立している
  32. スクリーニングの要件:罹患群や非罹患群の要件
  33. 敏感度:偽陽性率などについて
  34. スクリーニング検査の特異度:新しいスクリーニング検査の性能を評価
  35. スクリーニング検査の指標:敏感度、特異度、陽性反応的中度について計算
  36. 陽性反応的中度:上昇する理由について
  37. 陽性反応的中度:計算式
  38. 疾病登録:がんについて
  39. がん登録等の推進に関する法律:国が行うデータベース化、届出義務について
  40. 地域がん登録:診断、治療、転帰に関する情報を収集
  41. がん登録:全国がん登録、院内がん登録、届出義務等について
  42. 飲酒の定義:健康日本21(第二次)でのリスクを高める飲酒量の定義について
  43. 悪性新生物の一次予防:部位別、悪性新生物の年齢調整死亡率の推移について
  44. がんの危険因子:胃がん、肺がん、乳がん、肝臓がん
  45. 大腸がんの危険因子:肥満等について
  46. 脳血管疾患の疫学:死亡数は脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血の死亡順位
  47. 糖尿病の統計:国民健康・栄養調査より、40歳以上の男性が多い
  48. 精神疾患の入院形態:任意入院、医療保護入院について
  49. 健康格差の社会的決定要因:教育、収入等
  50. 健康の社会的決定要因:自治体間の格差等について

    (以下は状況設定問題)
  51. 運動習慣の死亡率への影響調査:コホート研究実施、寄与危険、死亡との関連について
  52. 疫学調査法:肥満の既往の有無と大腸癌との関連について、症例対照研究、マッチング、オッズ比について
  53. 従来法と新規プログラムの比較研究:介入研究、無作為割付、相対危険等について
  54. 塩分摂取量の把握のための食事調査:調査者の主観の影響、全国比較するための調査、オッズ比等について
  55. 先天性神経疾患の症例対照研究計画:調査対象者の登録、母親の出産時年齢、妊娠前の栄養素等について
  56. がん発症の疫学調査:糖尿病の有無とがん発症との関連、研究デザイン、層化、累積罹患率等について
  57. 症例対照研究:対象者を妊娠したときの母親の喫煙の有無と疾病発症リスク、相対危険度、オッズ比等について

疫学の学習を終え「これからについて」

今回、本当に久方ぶりに「疫学」の問題集に取り組んで、暗記する以前に「繰り返し、繰り返し、わからなくてもやり続ける」ことの必要性と重要性を感じました。
これからも合間を縫って手書きの「疫学ノート」に計算過程を残していきたいと思っています。
他の科目と比較して「疫学」は、取り組みに多大なる(?)エネルギーを要しました。
でも国試まで3ヶ月以上はありますので大丈夫だと思っています。

ここで、医学書院の問題集を一通りやり終えたことになります。
9月10日から始めた過去問題対策は、正しく解くというよりも「覚えながら解いていった」という感じです。
ありがたいことに書籍には「解説」がついているので、苦手なところはしっかりと読んですすめるように心がけました。
今、1回目の過去問題チャレンジを終えて近年の出題傾向が少しですが、つかめてきたように感じています。
他の専門職(心理や福祉系)の国試にも出題されるであろう領域も部分的に発見しました(ちょっと大袈裟!)。
昨夜、久しぶりに公認心理師のテキスト(電子書籍)を購入しました。
パラパラっと読んでみて、まだ記憶に残っている箇所がいくつかありホッとしました。
もう、すっかり忘却していると思い込んでいたものですから・・・

電子書籍には保健師の専門領域と重複するページがいくつか見つかりました。
これからは、この重なりの部分を掘り下げていきたいです。
「重複する場所」・・それは各専門職がチームで動くべきところです。
学生の皆さんには、国試に必ず合格していただきたいですが、資格だけがあってもそれだけでは残念です。

この際、もう少し広域的な学問として公衆衛生看護学に取り組んで、自分なりにブラッシュアップしていきたいと思っています。
これからもマイペースにブログを更新していきます。よろしくお願いします。
並行して「クエスチョン・バンク 保健師国家試験問題解説 2023 第15版」をじっくりと解いていきます。
2回目の過去問チャレンジになりますので、もっと丁寧な進め方を心がけていきたいと思っています。

文献

『標準保健師講座』編集室:「2023年版 医学書院 保健師国家試験問題集」、医学書院、2022、P438-490

医療情報科学研究所:「クエスチョン・バンク 保健師国家試験問題解説 2023 第15版」メディックメディア、2022

一般財団法人 構成労働統計協会「国民衛生の動向・厚生の指標 増刊・第69巻9号 通巻第1081号」、2022

医療情報科学研究所 編:「保健師国家試験のためのレビューブック 2023 第23版」、メディックメディア、2022

医療情報研究所 編:「公衆衛生がみえる 2022-2023」、メディックメディア、2022

荒井 直子 他 編:「公衆衛生看護学.jp  第5版 データ更新版」、インターメディカル、2022

車谷典男・松本泉美 編:「疫学・保健統計ー看護師・保健師・管理栄養士を目指すー」健帛社、2016

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