2023年保健師国家試験ラストスパート❷【公衆衛生看護活動の理念】

hokenC

今回は公衆衛生看護学概論の代表的な用語(プライマリヘルスケア、ヘルスプロモーション、一次・二次・三次予防、ブレスローの健康習慣など)について学習しました。

保健師

過去問題については何度も解いていると答えを覚えてしまっているので、いろんなパターンで理解できるように、それぞれの項目を一通り復習しておくと良いですね。

目次

プライマリヘルスケアの原則と活動項目:クエスチョンバンクQB P6

プライマリヘルスケアは1978年に、アルマ・アタ宣言(WHOとUNICEF)によって提唱された概念で
「全ての人々に健康を」を目標に予防対策などを行った。

4つの原則

  1. 住民のニーズに基づくこと
  2. 適正技術の導入、地域資源の有効活用
  3. 住民参加
  4. 農業、教育、通信、建設、水利等、多分野間の協調と統合

8つの活動項目

  1. 健康教育(ヘルスプロモーション
  2. 食料の供給と栄養の改善
  3. 安全な飲料水の供給と基本的な環境衛生
  4. 母子保健サービス(家族計画含む)
  5. 主要な感染症の対策(予防接種
  6. 風土病の対策
  7. 簡単な病気やけがの治療(プライマリケア
  8. 必須医薬品の供給

ヘルスプロモーションの理念と活動分野:QB P7〜8

オタワ憲章:1986年

「健康は生きる目的ではなく、毎日の生活のための資源であり、単なる身体的な能力以上の積極的な概念」
WHO主催の第1回ヘルスプロモーション会議で採択。

バンコク憲章:2005年

国際化した世界における健康の決定要因を管理するための活動・責務・誓約を確認。
WHO主催の第6回ヘルスプロモーション会議で採択。

ヘルスプロモーション:唱道・能力の付与・調停

  1. 唱道(advocate):健康づくりの必要性を提唱すること
  2. 能力の付与(enable):人々の主体性が発揮されるよう個人の能力を高めること
  3. 調停(mediate):社会の多分野が協力できるよう調整すること

ヘルスプロモーションの5つの活動分野

  1. 健康的な公共政策づくり
  2. 健康を支援する環境づくり
  3. 地域活動の強化
  4. 個人的なスキルの強化
  5. ヘルスサービスの方向転換(二次予防から一次予防へ

予防医学の概念(一次・二次・三次予防):QB P9〜10

一次予防:健康増進・疾病予防 ⇨ 罹患率の低下

*健康相談、健康教育、生活習慣の改善、環境整備
特異的予防(予防接種・事故防止)

二次予防:早期発見・早期治療 ⇨ 死亡率の低下、生存期間の延長

*健康診断、精密検査、適切な治療、合併症の予防

三次予防:悪化防止・社会復帰支援 ⇨ ADL・QOLの向上、社会復帰

*機能障害防止(合併症・後遺症予防)
リハビリテーション(機能回復訓練、作業療法、職業訓練)

ブレスローの7つの健康習慣

  1. 適正な睡眠をとる
  2. 喫煙をしない
  3. 適正体重を維持する
  4. 過度の飲酒をしない
  5. 定期的に運動する
  6. 朝食を毎日とる
  7. 間食をしない
いつでもどこでも眠れます
このクッションマットがあればね
hokenC

今日はハロウィンですね。
皆さん楽しく安全にお過ごしください。
hokenCは特異的予防(=ワクチン接種)の案内が来たので、かかりつけ医のところへ行ってきます。
副反応が軽いと助かります。

文 献

医療情報科学研究所(2022)「クエスチョン・バンク 保健師国家試験問題解説 2023 第15版」メディックメディア P6〜10.
医療情報科学研究所 編(2022)「保健師国家試験のためのレビューブック 2023 第23版」メディックメディア .
一般財団法人 構成労働統計協会(2022)「国民衛生の動向・厚生の指標 増刊・第69巻9号 通巻第1081号」 .
医療情報研究所 編(2022)「公衆衛生がみえる 2022-2023」メディックメディア.
標準保健師講座 編集室(2022)「2023年版 医学書院 保健師国家試験問題集」医学書院.
荒井 直子 他 編(2022)「公衆衛生看護学.jp  第5版 データ更新版」インターメディカル.
車谷典男・松本泉美 編(2016)「疫学・保健統計ー看護師・保健師・管理栄養士を目指すー」健帛社.

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