
今回は「子育てのリスクをもつ親子に対する支援」について学習しました。具体的な事例に関する問題では答えに迷ってしまうこともありますが、基本的な事項については、理解しておくことが求められています。



子どもの虐待については、保健師が地域で早期発見する場にいることが多いと考えています。
コロナ禍で更なる課題も増加してきている可能性もあります。
これからも様々な場面で親子の支援につながるような活動をしていきたいと思っています。
未熟児・低出生体重児に対する支援:QB P155


- 低出生体重児とはどのような乳児ですか?
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2500g未満で出生した児
(保護者は速やかに市町村に届け出なければならない:母子保健法 18条) - 生まれた日ではなく、出産予定日を基準とした月齢のことを何といいますか?
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修正月齢
- 生後3〜6か月の乳児の1日体重増加量の目安は何グラムですか?
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20〜25g
外国人母子に対する支援:QB P156-157


両親ともにカタコトの日本語しか話せず、予防接種の記録欄がすべて空白の場合
必要な社会資源は・・・(子どもは1歳6か月児健康診査受診)
児童虐待:QB P157-162


令和元(2019)年度の児童虐待相談のうち身体的虐待件数は4万9,240件
心理的虐待は10万9,118件で身体的虐待の2倍以上
児童虐待の動向についてはアーカイブで確認してください


- 親による子への虐待発生の可能性を高める要因にはどのようなものがありますか?
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若年妊娠、(親の)被虐待経験、子どもの育てにくさ、経済的に不安定な家庭・・・など
- 虐待リスクが高いと想定される状況には、どのようなものがありますか?
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妊娠届出の遅延、飛び込み出産・・・など
「要保護児童対策地域協議会」
虐待を受けた児童などの早期発見や適切な保護を図るため、関係機関が情報交換などを行うとともに、支援の内容に関する協議を行う機関。
居住実態を把握できない要保護児童についても情報共有が行われています。
児童虐待防止法:QB P163-164


- 児童虐待の通告先には、どのような場所がありますか?
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市町村、児童相談所および福祉事務所
- 児童虐待防止法の主な内容は何ですか?
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児童虐待の定義
児童に対する虐待の禁止
国および地方自治体の責務
児童虐待の早期発見、通告
虐待を行った保護者に対する指導
虐待を受けた児童等に対する支援 など
ドメスティック・バイオレンス(DV):QB P165-166


- 配偶者からの暴力の防止及び保護者等に関する法律(DV防止法)の目的は何ですか?
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配偶者からの暴力に関する通報、相談、保護、自立支援等の体制を整備し、暴力の防止および被害者の保護を図ること。
- DV防止に関する第一線の行政機関は、何という場所ですか?
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配偶者暴力相談支援センター(婦人相談所等がその機能を果たしています)
- DVの通報先はどこですか?
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配偶者暴力相談支援センターまたは警察官
DVを目の当たりにすることは、子どもにとっては「心理的虐待」にあたります
医療情報科学研究所(2022)「クエスチョン・バンク 保健師国家試験問題解説 2023 第15版」メディックメディア P155-166
医療情報科学研究所 編(2022)「保健師国家試験のためのレビューブック 2023 第23版」メディックメディア.
一般財団法人 構成労働統計協会(2022)「国民衛生の動向・厚生の指標 増刊・第69巻9号 通巻第1081号」.
医療情報研究所 編(2022)「公衆衛生がみえる 2022-2023」メディックメディア.
標準保健師講座 編集室(2022)「2023年版 医学書院 保健師国家試験問題集」医学書院.
荒井 直子 他 編(2022)「公衆衛生看護学.jp 第5版 データ更新版」インターメディカル.
車谷典男・松本泉美 編(2016)「疫学・保健統計ー看護師・保健師・管理栄養士を目指すー」健帛社.
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