
今回からテキスト「公衆衛生がみえる」を読み返しながら、国家試験に向けて記憶定着のための復習をしています。予防医学に関してはあらゆる試験に出題される領域なので、「あ〜これか〜」と思い出す箇所がきっとあると思います。また、アーカイブ記事も併せて読んでいただくと、予防医学の周辺知識もチェックできると思います。
予防医学の概念:予防段階(一次・二次・三次) *P4参照*


一次予防とは:疾病前段階(感受性期)
疾病や事故の発現防止と健康増進を目的とした予防段階
① 健康増進:健康教育、生活指導、健康相談、栄養指導、環境整備、健康日本21
② 特異的予防:予防接種、発がん性物質対策、アレルゲン対策、事故防止



禁煙教室、脳卒中予防のための減塩指導、性感染症予防のためのコンドーム使用、職場のストレスチェック、ワクチン接種、河川の遊泳禁止の看板掲示などがテキストに紹介されています。
二次予防とは:疾病段階(前期)
早期発見と早期治療による進展防止を目的とした予防段階
③ 早期発見・早期治療:総合的健康診断、スクリーニング検査、選択的な検診



人間ドック、新生児マススクリーニング、特定健康診査・特定保健指導、がん検診、じん肺健康診断、糖尿病患者に対する栄養指導、学校を長期間欠席している児童への家庭訪問などがテキストに紹介されています。
三次予防とは:疾病段階(後期)
適切な治療と管理指導により機能障害や能力低下を防止し、リハビリテーションなどを通じたADL、QOLの向上や社会復帰を目的とした予防段階
④ 機能障害防止:後遺症防止、再発防止、適切な治療(悪化防止)
⑤ リハビリテーション:機能回復訓練、理学療法・作業療法、職業訓練



心筋梗塞既往者へのアスピリン投与、脳梗塞患者のリハビリテーション、難病患者への生活支援、うつ病患者に対する社会復帰支援、精神科デイケア、介護施設の整備、職場復帰後の適正配置などがテキストに紹介されています。
ポピュレーションアプローチ・ハイリスクアプローチ、プライマリヘルスケア・・・などの公衆衛生活動の理念に関しては、こちらのアーカイブ記事が参考になります。



少し手間がかかるけど、芋ずる式の勉強もやってみてね。






医療情報科学研究所(2022)「クエスチョン・バンク 保健師国家試験問題解説 2023 第15版」メディックメディア.
医療情報科学研究所 編(2022)「保健師国家試験のためのレビューブック 2023 第23版」メディックメディア.
一般財団法人 構成労働統計協会(2022)「国民衛生の動向・厚生の指標 増刊・第69巻9号 通巻第1081号」.
医療情報研究所 編(2022)「公衆衛生がみえる 2022-2023」メディックメディア P4.
標準保健師講座 編集室(2022)「2023年版 医学書院 保健師国家試験問題集」医学書院.
荒井 直子 他 編(2022)「公衆衛生看護学.jp 第5版 データ更新版」インターメディカル.
車谷典男・松本泉美 編(2016)「疫学・保健統計ー看護師・保健師・管理栄養士を目指すー」健帛社.
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