
今回は保健統計や国勢調査(人口静態統計)の結果について復習しました。それと併せて2021年度の統計結果についても記載して推移をみています。日本の人口ピラミッドは2つの膨らみがあって、年少人口がより少ない「つぼ型」を示しています。



国家試験の問題については出題されるデータの年度を必ず確認して解答するようにしてくださいね。
保健統計の種類:「公衆衛生がみえる 2022-2023」P38-39


人口統計
人口静態統計(国勢調査):個人調査(性、年齢、配偶関係、国籍、就業など)、世帯調査(種類、人員、住居など)
5年ごとに実施(10年ごとの大規模調査と5年目の簡易調査)
調査は10月1日午前0時現在
国内常住外国人を含んでいます
人口動態統計:人口動態表(出生、死亡、死産、婚姻、離婚)
毎年(毎月集計)、期間は1年を通して実施
出生率、出生児体重、死亡率、乳児死亡率、新生児死亡率、死産率、周産期死亡率、婚姻率、離婚率などを算出
疾病・障害に関する統計
国民生活基礎調査
世帯数と世帯人員の状況、各種世帯の所得等の状況、世帯員の健康状況、介護状況など
患者調査
推計患者数、受療率、退院患者の平均在院日数、入院患者の重症度の状況、主な傷病の総患者数など
全国在宅障害児・者等実態調査
障害の状況・原因、日常生活の支障の状況、障害者手帳等の種類、障害福祉サービス等の利用状況・希望など
人口静態統計(国勢調査):「公衆衛生がみえる 2022-2023」P40-43


日本の人口(2020年)「2065年には約38.0%が老年人口になる」
総人口(10月1日現在人口) ⇨ 1億2,615万人 *2021年は 1億2,550万2千人
自然増減数(出生数ー死亡数) ⇨ ▲53万人 *2021年は ▲約63万人(628,205人)
年齢3区分別人口構成(2020年)
年少人口(0〜14歳) ⇨ 1,503万人(11.9%) *2021年は 1,478万4千人(11.8%)
生産年齢人口(15〜64歳) ⇨ 7,509万人(59.5%) *2021年は 7450万4千人(59.4%)
老年人口(65歳以上)⇨ 3,603万人(28.6%) *2021年は 3,621万4千人(28.9%)
指数(2020年)
年少人口指数=年少人口÷生産年齢人口×100 ⇨ 20.0
老年人口指数=老年人口÷生産年齢人口×100 ⇨ 48.0
従属人口指数=(年少人口+老年人口)÷生産年齢人口×100 ⇨ 68.0
老年化指数=老年人口÷年少人口×100 ⇨ 239.7
高齢化の国際比較



データを1年単位で比較しても、日本の少子高齢化が進行していることがわかる結果でしたね。


医療情報科学研究所(2022)「クエスチョン・バンク 保健師国家試験問題解説 2023 第15版」メディックメディア.
医療情報科学研究所 編(2022)「保健師国家試験のためのレビューブック 2023 第23版」メディックメディア.
一般財団法人 構成労働統計協会(2022)「国民衛生の動向・厚生の指標 増刊・第69巻9号 通巻第1081号」.
医療情報研究所 編(2022)「公衆衛生がみえる 2022-2023」メディックメディア P38-43.
標準保健師講座 編集室(2022)「2023年版 医学書院 保健師国家試験問題集」医学書院.
荒井 直子 他 編(2022)「公衆衛生看護学.jp 第5版 データ更新版」インターメディカル.
車谷典男・松本泉美 編(2016)「疫学・保健統計ー看護師・保健師・管理栄養士を目指すー」健帛社.
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