「保健師国家試験のためのレビューブック 2023 第23版」でキーワード総チェック⑦

hokenC

今回は「レビューブック 2023 第23版」の疫学と保健統計についてキーワードチェックをしています。この2科目については保健師国家試験における比重が高く、重要な箇所が多く含まれています。ラストスパートの段階では、キーワードをチェックし抽出するのではなく、全体像を振り返り、苦手な箇所の理解と暗記が大切だと感じています。

保健師

疫学と保健統計が苦手な方もあきらめずに取り組んでほしいと思っています。基礎的な理解ができていると計算問題も正解することができるという印象です。

目次

疫学:P250-284

有病率と罹患率

有病率

ある一時点において観察集団の中で疾病を有している人の割合(静態的
容易に調査できるが、有病期間が短い疾病には適さない
疾病の発症状況を直接示さない

有病率が高くなる要因例:罹患率の上昇、平均有病期間の延長、観察集団からの健康な人の流入
有病率が低くなる要因例:重症化による死亡者の増加

罹患率

一定の観察期間において、観察集団のなかで新たに疾病を有した人の率(動態的
疾病・異常の発生を直接表す
期間を通して観察が必要なので、調査が困難

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疾病頻度の指標(有病率・罹患率・累積罹患率・死亡率・致命率)については、自作のノートなども活用し、何度も何度も復習します。
計算方法については完全マスターし試験当日をむかえることが目標です。

相対危険度(リスク比)

疾病要因に対する曝露群と非曝露群の疾病発症のリスクの比をとったもので「曝露因子があると何倍危険か」を示しています。

オッズ比

オッズ比<1は、症例群の方が対照群に比べて、疾病要因に曝露した割合が低い(=曝露因子は疾病発症のリスクを軽減する予防因子である)ということになります。

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曝露効果の指標である相対危険度(リスク比)、寄与危険度(リスク差)、寄与危険割合、オッズ比の計算方法のマスターは大切だと思っています。私なら試験当日ギリギリの時間まで確認作業をしている感じです。

hokenC

「疫学」のアーカイブ記事がいくつかあるので、それを読み返したいと思っています。

交絡の制御方法

ランダム化、限定、マッチング、層化(層別化)、標準化

マッチングとは

交絡因子として考えられる性別や年齢、居住地域などを症例と一致させることをいいます。

標準化死亡比(SMR)

SMR<100・・・観察集団の死亡水準が基準集団の死亡水準より低いこと
SMR>100・・・観察集団の死亡水準が基準集団の死亡水準より高いこと

敏感度・特異度

敏感度の高い検査は、疾病でないことを示す除外診断に有効で、特異度の高い検査は、疾病であることを示す確定診断に有効です。

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アーカイブ記事の「疫学ノート」をもう一回、読んでおきます。
手書きのノートも内容を確認して復習します。

goma

この科目で得点アップをねらっているんだね。

保健統計:P286-316

国民医療費

65歳未満の1人あたりの医療費に対して、65歳以上は約4倍、そのうち75歳以上は約5倍になっています。

レコードリンケージ

個人が同定できる情報を手がかりとして、1つの記録からだけでは得ることができない情報を得るために、2つ以上の記録を連結(照合)することをいいます。

箱ひげ図とは

ひげの両端は最小値と最大値を、箱は第1四分位数から第3四分位数の四分位範囲(全体の50%が含まれる)表しています。

クロス集計

疫学研究では2×2のクロス表がよく用いられ、四分表と呼ばれています。

検定

帰無仮説が真であるとした場合に、得られたデータがどれほど起こりにくい結果であるかを検証するための確率をp値と言います。
p値>有意水準(有意差が認められない)の場合は、帰無仮説を棄却できないが、帰無仮説が正しいと示されたわけではないと考えられます。

hokenC

パラメトリック検定(t 検定、分散分析)とノンパラメトリック検定(マンホイットニーのU検定、カイ2乗検定)の理解は必須だと思います。
これもアーカイブ記事を読み直して、復習しておきたいです。

文 献

医療情報科学研究所 編(2022)「保健師国家試験のためのレビューブック 2023 第23版」メディックメディア.
医療情報研究所 編(2022)「公衆衛生がみえる 2022-2023」メディックメディア P384-389.
医療情報科学研究所(2022)「クエスチョン・バンク 保健師国家試験問題解説 2023 第15版」メディックメディア.
一般財団法人 構成労働統計協会(2022)「国民衛生の動向・厚生の指標 増刊・第69巻9号 通巻第1081号」.
標準保健師講座 編集室(2022)「2023年版 医学書院 保健師国家試験問題集」医学書院.
荒井 直子 他 編(2022)「公衆衛生看護学.jp  第5版 データ更新版」インターメディカル.
車谷典男・松本泉美 編(2016)「疫学・保健統計ー看護師・保健師・管理栄養士を目指すー」健帛社.

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