終の住処を整える 「今、できることを実践する」

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老後の生活を何処で過ごすのか?
それは私にはわかりませんが、可能な限り自宅で最期まで生きていけたら幸せです。そんな思いをこめて家のコンディションを調整する日々です。

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80歳をこえた母の環境を整える

結婚をしてから30年以上、母とは同居していないのですが10年前頃から、有料老人ホームでお世話になっています。私たちが暮らした実家は入所を期に売却し、今は別の方が住んでおられます。元実家は歩いていける距離にあるので、たまに近くを通りかかることもありますが、とても大切に手入れをして過ごしてくださっています。
家が生き続けていることに感謝です。

母は昨年から体調不良や怪我で入退院を繰り返しています。その度に老人ホームの職員の方が適切に対応してくださり、私は病院へ駆けつける形になっています。もしも独居であったなら母は今、この世にはいないと思います。
ホームの職員の方には家族にはできない、手厚い介護と看護をしていただいています。やはり専門職がチームで生活全般をバックアップしてくださり、本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。
今更ですが、家を売却した資金を母の老後に最大限活かすことができ、家を建てた亡き父も喜んでくれているのではないでしょうか・・・

要介護2から要介護4に変更となりました

ここ数年はコロナ禍で私たち親族は、面会がなかなかできない状態ではありましたが、職員の皆様のおかげで母は楽しく過ごせたと思います。先月母は「私は幸せです」と語っていました。
段々と体力が低下してきている様子をみると、「今できることを今しなくては!」と感じます。幸いにも私は現在、職業的な時間の制限がないので、フットワークよく過ごすことができます。体調も良好なので多少のハードスケジュールにも対応できる余地があります。

ホームの居室を整えました

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体調が安定せず、退院日が延期となりました。
この数日を利用して、数年間手付かずだった母の居室の整備を実施してきました。

自宅を清掃したり、断捨離したりすることは比較的簡単で心理的・体力的負荷はあまりかかりませんが、他者の生活空間に入り込むことは本当に大変です。本来ならば当事者の意見を聞いて進めたいところですが、もうその限りではないとのことで「お願いします」との母の言葉を元に単独で清掃を実施しました。
時間的にはあまり長くならないように2日間に分けて、5時間程度の作業でしたが引き出し類の整理や山ほどある飾り物の埃はらいなども行ったので、思いのほか疲労してしまいました。

これは肉体的な疲労ではなく、私自身の人生も含めた母の人生が詰まった空間だったからだと思います。
実家じまいは済ませても、人一人が生きてきた証は簡単には整理できるものではないと実感しました。

これから必要なものを主役にした片付けをしました

季節外れの飾りや、少し傷んだ衣類、今後使用することがなさそうなものは私の責任下で処分しました。今後はなるべく車椅子などの走行がしやすいように空間を少しでも多く設けられるように整えました。若い頃の母であれば「捨てないで〜」と言いそうなものもあったかもしれませんが、少しでも安全に快適に過ごせるように願いながら作業を進めていきました。拭き掃除などもしていると時間が経過するスピードの速さに驚きましたが、「今、私ができることはこれくらいかな〜」と考えて過ごしました。
無事に退院できたら本人の希望を聞きながら再調整したいと考えています。

私の終の住処は・・・?

これからのことは本当にわかりません。
今後、体調不良になったり、被災したりする可能性は十分あります。
それでも今、私自身の命が続いているということに深く感動を覚えます。
日常の雑務や悩みを抱えながらも、毎日丁寧に過ごすということこそが「生きる」ということではないでしょうか。

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