心理職の専門領域について再学習する「発達障害に対応する心理検査とは」

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公認心理師の国試対策本を広げてみたら・・・

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国家試験でも出題割合が8%ほどある「心理状態の観察及び結果の分析」について押さえておきたいと考えています。特に児童発達支援の領域で欠かせない発達障害に対応する心理検査については復職前に復習しておきたいと思っています。

ASD(自閉スペクトラム症)

本人・行動観察

  • ADOS-2(自閉症診断観察検査第2版):12ヶ月〜成人、課題を提示して直接観察する。
  • PEP-3(自閉症児・発達障害児教育診断検査 心理教育プロフィール 第3版):2〜12歳、89以下軽度、74以下中等度、24以下重度。
  • CARS2:2歳以上、15項目からなる子どもの行動の直接観察と保護者用質問紙を用いて実施。

養育者面接

  • ADI-R(自閉症診断面接改訂版):精神年齢2歳0か月以上、半構造化面接を保護者に行い、社会性・言語・行動・興味の特徴について問う。
  • PARS-TR(親面接式自閉スペクトラム症評定尺度 テキスト改訂版):3歳以上、半構造化面接を実施。
  • CARS2:2歳以上、15項目からなる子どもの行動の直接観察と保護者用質問紙を用いて実施。

養育者質問紙

  • M-CHAT(乳幼児期自閉症チェックリスト):2歳前後、共同注意・他児への興味・模倣などの対人行動を測定する。
  • AQ (自閉スペクトラム指数):6歳以上15歳まで、社会的スキル・注意の切り替え・細部への注意・コミュニケーション・想像力などを問う。
心理師

アセスメントツールについては、こちらが参考になります。

本人質問紙

  • AQ(自閉スペクトラム指数):自己記入式は16歳〜から、社会的スキル・注意の切り替え・細部への注意・コミュニケーション・想像力などを問う。

ADHD(注意欠如多動症)

子ども用

  • ADHD-RS:5歳〜18歳、DSMの診断基準に準拠した18項目を基にした評価尺度、家庭版と学校版がある。
  • Conners3:保護者用・関係者用(6歳〜18歳)、本人用(8歳〜18歳)、攻撃性、学習の問題、友人・家庭関係、実行機能などについて情報を得る。

成人用

  • CAARS:18歳以上、成人期のADHDの診断補助ツール、自己記入式(66項目)、観察者評価式(66項目)からなる。

SLD(限局性学習症)

  • LDI-R(LD判断のための調査票):小学1年生〜中学3年生、A型〜G型の判定を行い、A型やB型になった場合はLDの可能性が高い。
  • MIM-PM:主に小学1・2年生を想定、ひらがな・カタカナの正確で流暢な読みの習得を目指す指導モデル。
  • STRAW-R:小学生から高校生、改訂版読み書きスクリーニング検査、特にディスレクシア(読み書きの障害)のスクリーニングについて用いられる。

適応行動 → テストバッテリーとして用いられることが多い

  • Vineland-Ⅱ(適応行動尺度第2版):0歳〜92歳、コミュニケーション・日常生活スキル・社会性・運動スキルの各領域の標準スコアが算出される。

まだまだ勉強不足で使用したことのないツールがいっぱいです

アセスメントツールに関しては国家試験対策というよりもむしろ、現場で少しずつ実践し学んでいくものだと思いました。それでも略語で示された検査は何を測る目的で使用されるのかは知っておく必要性があると考えています。

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