とても自分のことは語れないほどの初心者モード
今春から私、hokenCは保育の場だけど、看護活動の現場でもある保育園に職場を移しています。
保育園での勤務は、なんと35年ぶり・・・
お声をかけていただいた時は、驚きすぎてお返事をするのに一晩かかってしまいました。
保育現場での看護師活動はまだ私が独身の頃、子育てのこともあまり理解できていない20代の頃に遡ります。
おそらく私はこの保育園での経験がなければ、結婚をせず、お仕事中心の人生を過ごしていたと思うくらい・・・影響力のある場所でした。登園してくる子どもたちは0歳から6歳まで、どの年齢の子どもたちも「可愛すぎた」!!
半年後には人事異動で市役所内の保健師となってしまった私ですが、どこか心残り・やり残しがあったのでしょうね。
看護師経験の乏しい私、看護よりも心理士としての感覚が身についてきている私、実践よりも理論のあり方が問われていた教員だった私・・・どれも中途半端で職業人としては自信が持てない状況が続いています。
もう還暦を迎える段階で、卒後の就活を経たニューフェイスのような立ち位置で過ごしています。
初心者マークは必需品。
現場で知識もない、経験もない、実績もない、自信もない・・・という状況ではあまりにも申し訳ない。
なので・・・休日には、Amazonで取り寄せた本を広げて、勉強をしている状況です。
待望の赤ちゃんがいる現場では・・・
週に4日は保育園に勤務して合わせて、乳児の健診などのお仕事も再開しています。
これは保健師としての技量が問われる現場ですが、市町村保健師を辞めてから30年近くが経過しています。
退職後は臨床心理士や教育のお仕事を中心に過ごしていたので、乳児の観察技術や子育て相談などはホントにドキドキしながら応じています。
はっきり言って「下手すぎ」てしまい、現場の経験の乏しさが露呈してしまいそうです。
今回あまりにも刺激的すぎる職業選択をしてしまい・・・

こんな歳をとってから、未熟な自分と向き合うのは辛いな〜
もっと、やったことがあって多少の自信が持てそうな仕事を選んだらよかったのかも・・・
夜になるとそんな本音が出てきてしまいそうですが、それ以上に子どもたちがいる場所に戻れた喜びの方が優っています。
できれば楽しくチャレンジしたい
子どもたちに対する健康教育は是非やってみたいお仕事の一つです。
今までは成人した学生さんがいるところが主な現場だったけれど、保育のお仕事をリスペクトしている自分としては、幼い子どもたちにも通じる伝え方を実践・学んでいきたい。
お休みの日は、趣味も兼ねて子ども向けの絵本を読んだり、健康に関する教材のアイデアなども検討・作成しています。
「これウケるかな〜」と子ども目線です。
仕事というよりも、手芸や絵画などの創作活動を楽しむ中高年者と同じ感覚です。
切ったり、貼ったり・・・の作業は心理療法でいう「コラージュ療法」に近い効果が期待できそうです。
だんだん元気になってくる自分を実感します。



もう少し、お仕事に慣れてきたら園の子どもたちの遊びに混ぜてもらって、発達面での観察や支援ができるといいですね。
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